機械部品・打痕部への肉盛補修
製品名 | T-LASER |
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使用機種 | YW-150X |
ワーク情報 | SKD-61(焼入れ) |
ワイヤー情報 | SKD-61 φ0.4mm |
業種 | 機械加工 |
用途 | 肉盛溶接 |
効果 | コスト削減 |
着眼点
機械部品に打痕が発生してしまった。通常なら廃棄して新しく作り替える。肉盛補修をしてもヒケが発生してしまったり、耐久性がなくもたないという意識があった。レーザー溶接はしっかりと母材と溶接材料を合金化でき、尚且つ低熱入力のため残留応力を極めて少なく出来るため、テストをすることになった。
改善点
ヒケを発生させずに肉盛補修は完了。密着性も良いため、新規製作品と遜色ない生産が可能となっている。
加工上の要求事項
ヒケNG。耐久性がないのは困る。
他への適用
生産現場では今回のように打痕やカジリ傷・摩耗などで機械部品を作り替えているケースがある。機械部品自体のコストと肉盛量によるが、レーザー溶接なら高品質な肉盛補修が出来るため、問題が発生した場合には再生補修を行う。
効果・メリット
従来は新規製作をしていたので材料費・加工費とそれが完成するまでの納期がかかっていた。レーザー溶接をして再生補修することで、1/20のコスト削減に成功した。
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